東京の紅葉を撮る〜α7RⅡ+MC-11+EF24-70mm f2.8L USM Ⅱ〜
お久しぶりでございます。前回の更新からなんと約半年経過しているなんて。
あゝ月日が経つのは早いものですね。
さて、実はこの半年の間に、私の機材は大きく変わりました。
当然K-1は売却、DFA24−70mm ともさよならをしました。FA Limited も77mmを残して、全て売却しました。もともとフルフレーム用のレンズが少なかったので、手放した総数としては多くはありませんが、かれこれ10年弱使い続けたペンタックスだっただけに、やや寂しい気持ちもあります。が、これにも事情がありまして、これはまた別記事で述べたいと思います。
もちろん、過去の記事はそのまま残りますので、24−70の購入を検討されている方も引続きレビューをご覧いただけます。
あのレンズにかぎらず、K-1で撮った写真はいくらかあるので、そちらの供養もいずれしてやるとして。。。
今回のテーマは、紅葉です。
都内の紅葉は終盤。いま残っているものも、どんどん気温も下がっていきますし、長持ちはしないでしょう。ということで、一日全休を活かして撮ってみることにしました。
今回使用したのは、SONY α7RⅡ+SIGMA MC-11+Canon EF 24-70mm f2.8 USM Ⅱという全く統一感のない組み合わせです。
K-1のころは24-70mmの組み合わせが一つしかなかったので、困ることも無かったんですが、FEマウントはまた別で、MC-11も相まって候補に困りません。
しかも、MC-11のレビューは巷にはほぼ無し。(私の満足する情報を持つものとなると、ほぼほぼありません)なければ私がやるしか無いだろう、ということで借り物ですがレビューをしようと思います。
ちなみに、無印のα7Ⅱも売却してしまったため、今回はレンズ装着イメージはありません。。。こういう時二台あるとやはり便利ではあるかもしれませんね。
あまり知られてはいませんが、都内にも紅葉を楽しめるスポットはいくつかあります。
今回は神田川ぞいの肥後細川庭園と、椿山荘の庭園に向かってみました。
肥後細川庭園は少し前まで新江戸川公園と呼ばれていました。最近改修されて、名前が変わったようです。
この日は残念ながらくもり空。空を背景にしてしまうと真っ白になってしまいます。ただ、今日のメインは鮮やかな紅葉なので、それはそれで趣深い物がありますね。
チルト液晶を使っての一枚。ボディが小さくて軽いので、システム全体のハンドリングもなかなか良さげです。
ただ、MC-11とEFレンズの組み合わせで気になるのは、やはりAF周りを中心とした動作がどうなのかだと思います。
結論から言うと”ほぼ”普通に使えます。ほぼ、というのがどの程度かと言うところは次のカットからお話しましょう。
こちらは椿山荘の庭園内で撮影したもの。ピント面の精度も高く(少なくともK-1よりよい)、α7RⅡの画素数も相まって素晴らしく解像します。
しかし、このカットを撮影するときAFの動作が怪しいことがありました。少し暗い状況下で、ピントが大きくハズレている場合にいつまでも合焦出来ずに迷ってしまうのです。使っている感覚としては、USMの高速動作に制御が間に合っていないような動きをしていました。
ただ、フォーカスの移動量が小さい場面ではかなり暗い状況であっても合焦します。つまり、怪しい状況ではフォーカスホールドを活用してMFで大まかに合わせてからAFに移行することで、完璧とは言わないまでも、撮影はできるレベルではありました。
ということで、MC-11はほぼ普通に使えるという結論に至りました。
もちろん、純正レンズではありませんので瞳AFやDMFは作動しません(シグマレンズではどちらも動作します)。しかし、顔認識はしますし、DMFはキヤノンレンズの場合フルタイムマニュアルフォーカスがありますから、さして不便なことはありません。
FEレンズは、レンズのバリエーションこそ増えてきたものの、未だ高額で気軽に買えるものではありません。サードパーティのレンズもありませんが、MC-11を使うことで選択肢が飛躍的に広がります。
また、先日発売になったα7第三世代のα7RⅢではさらに改善されているようです。瞳AFも動作すると言われています。
ということで、この組み合わせは十分有用だといえるのではないでしょうか。
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